シニフィアン・シニフィエ~想いが形になった意味深な名前のパン屋さん

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

o0480036013418602088

Signiant Signifié シニフィアン シニフィエ

なんとも魅力的な響きです。

そんな名前のパン屋さんが三軒茶屋にありまして・・・
しみじみとても美味しいです。


この記事を書いた人
伊奈葉子 / Yoko Ina

ピアノと音楽、自然とお茶時間をこよなく愛する伊奈葉子です。慶應義塾大学文学部卒業。詳しいプロフィールはこちら♪


想いが重さとなった笑顔になるパン

私は、フワフワのスポンジみたいなパンより、
ずっしり重く、ぎっしり詰まったパンが好きです。

シニフィアン・シニフィエのパンは、噛む度に生きている喜びを感じ、身体の芯から満たされ、笑顔になるパンです。

シニフィアン・シニフィエとは?

2006年の創業時・・・
初めて見た店名にこう感じました。

意味深なパンなんだな~・・・

一般には聴き慣れないかもしれない「シニフィアンとシニフィエ」ということばは、フランスの言語学者ソシュールが言い出しました。直訳するとこうなります。

シニフィアン -  意味するもの
シニフィエ -  意味されるもの

シニフィアンとシニフィエを対にして、シーニュと言います。

意味するものと意味されるものって何だ?って思いますよね。これは難解な問題ではあるのですが、ごく簡単に身近な例で解説すると、たとえば、パン。

「パン」という文字(記号)や、[pan]という音は、シニフィアン。
「パン」のイメージや、「パン」の概念が、シニフィエ。

さらにわからなくなった方、ごめんなさいm(_ _)m

要するに「シニフィアン・シニフィエ」は東京都世田谷区にある美味しいパン屋さんなのです。お店のリーフレットには、こんな風に紹介されています。

シニフィアン・シニフィエ

フランス語で哲学用語に由来する言葉

「シニフィアン」はすべての人が知っている事実
「シニフィエ」はそれぞれの人が抱いている想い

"パン"という大きな世界で
シニフィアンとシニフィエが出逢う場所でありたい
そのような想いを込めて

想いの重さは、味わい深さ・・・

それがお腹も心も満たしてくれます。

「51歳の独立」で生まれたパン

公式サイトを拝見すると、シェフの志賀 勝栄さんは、51歳で独立されたのですね。

パティシエさんたちは、40歳までに独立を目指すという話を聞きます。

毎日厨房に立つ重労働なパン職人さんが、51歳で独立というのは、相当な覚悟と勇気のいることだろうと感じます。

o0480036013419003532

作りたいパンを作りたい、
そして、食べてもらいたい・・・

そんな想いが形になる時、重さと価格もそれにふさわしくなりました。

そして、その重さと価格に余りある、食べる人を幸せにする味わい深いパンが出来上がりました。

ワインに合うパンです。通販もありますよ~。

Signifiant Signifié シニフィアン シニフィエ

昨日は秋の気配漂う涼しさがありましたが、今日はまた残暑が厳しいですね。 週末にかけて雨とともにまた少し暑さは弱まるようです。 さて、8月29日(水)〜9月4日(火)まで玉川タカシマヤで開催されている「ワインとマリアージュ」に催事出店しております。場所は、地下1階の催事場で、食品売り場の正面です。 限定
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

Follow me!

この記事を書いた人

この記事を書いた人
伊奈葉子 / Yoko Ina
ピアノと音楽、自然とアートとお茶時間をこよなく愛する伊奈葉子です。慶應義塾大学文学部卒業。詳しいプロフィールはこちら