1月の音楽カレンダー(2)ヤンソンス、藤原真理、ゴセックetc

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クラシックの音楽家たちを紹介する音楽カレンダーです。

一年に一度しか思い出さない音楽家もいるかもしれませんが、誰かが誰かにつながっていて、クラシックの名曲が生まれました。

好きな人の誕生日は忘れないように、
1/11~20ゆかりの音楽家に想いを馳せましょう。

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毎日クラシック~♪Inaの音楽カレンダー
音楽家たちの誕生日や記念日を紹介する音楽カレンダーです。 素晴らしい作品を生み出してくれた作曲家、 感動的な演奏を聴かせてくれる...


この記事を書いた人
伊奈葉子 / Yoko Ina Piano Teacher

心と頭と身体をチューニングすればピアノはもっと自由に弾けます。演奏向上と故障予防に1日15分のウォーミングアップ。悩めるピアノ弾きを笑顔にするレッスンをしています。詳しいプロフィールはこちら


1/11は指揮者 クラウス・テンシュテットの命日

1/11は指揮者クラウス・テンシュテット(Klaus Tennstedt)の命日。

旧東ドイツに生まれたテンシュテットは、1971年45歳の年に西ドイツに亡命、ボストン交響楽団やニューヨークフィルの客演で人気と名声を得て、1983年に就任したロンドンフィルの団員から「我々はクラウスのためなら120%の力を出し切る」と言われるほどの関係を築き、1998年71歳の生涯を閉じました。

いわゆる棒振りのテクニックはイギリスの音楽評論家ノーマン・レブレヒトに「現代の棒振り機械に対して敢然と戦う存在」と評され、「石をぶつけられたコウノトリ」と揶揄された指揮姿も楽しみながらワーグナー『マイスタージンガー前奏曲』をどうぞ。

1/12はピアニスト ヴィクトリア・ポストニコワの誕生日

1/12はピアニスト ヴィクトリア・ポストニコワ(Viktoria Postnikova)の誕生日。

1944年モスクワ生まれ、モスクワ音楽院卒業。ショパン国際コンクール、リーズ国際ピアノ・コンクールチャイコフスキー国際コンクールで入賞。

プロコフィエフのピアノ協奏曲全曲録音を果たした唯一の女性ピアニストであることからわかるように、強烈なタッチとパワーが際立つピアニストです。

迫力あるスクリャービンのピアノソナタ第5番をどうぞ。。。

1/13はチェリスト ダニイル・シャフランの誕生日

1/13はチェリスト ダニイル・シャフラン(Daniil Shafran)の誕生日。

1923年現サンクトペテルブルク生まれ。レニングラードフィル首席チェリストだった父親の厳格なレッスンでチェロを始め、14歳の時にはロココ変奏曲を演奏。

4歳年下のロストロポーヴィッチと約10年間コンクールなどで競いあっています。

カバレフスキーから献呈されたチェロ協奏曲第2番はカバレフスキーの指揮で初演されました。

1/14は指揮者 マリス・ヤンソンスの誕生日

1/14は指揮者マリス・ヤンソンス(Mariss Ivars Georgs Jansons)の誕生日。

1943年ラトヴィア生まれ。父親は指揮者、母親は歌手、レニングラード音楽院でピアノ・ヴァイオリン・指揮を学んだ後、ウィーン国立音楽アカデミーに留学しスワロフスキーやエスターライヒャーに師事。

1971年28歳の年にカラヤン国際指揮者コンクール2位入賞、同年レニングラード・フィルを指揮してデビューを果たす。1973年からレニングラード・フィルの副指揮者を務め、ムラヴィンスキーの助手を務め、その後、オスロフィル、ロンドンフィル、ピッツバーグ交響楽団を経て、現在はバイエルン放送交響楽団とロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の指揮者を兼任。

2006年、2012年、2016年のウィーンフィル・ニューイヤーコンサートの指揮を務めました。

バイエルン交響楽団との演奏でベートーヴェンの交響曲第7番です。

1/15はバレエ『眠れる森の美女』が初演された日

1/15はチャイコフキーの音楽によるバレエ『眠れる森の美女』が初演された日。

1890年1月15日、マリンスキー劇場で初演されました。振付はマリウス・プティパ。

バレエ関係者の間では、技術的に難しいのは『眠れる森の美女』、表現が難しいのは『ジゼル』と言われたりするようです。

マリンスキー管弦楽団&バレエでどうぞ。

1/16は指揮者トスカニーニの命日

1/16はイタリア出身の指揮者アルトゥール・トスカニーニ(Arturo Toscanini)の命日。

パルマ王立音楽学校でピアノとチェロを学び、最優秀で卒業した後、首席チェロ奏者・副合唱指揮者として巡業歌劇団と契約する好スタートから、スカラ座やメトロポリタン等の音楽監督を歴任し、20世紀前半を代表する指揮者となりました。

速く正確なテンポ、徹底した楽譜至上主義ともいわれるそのスタイルは、カラヤンなどの指揮者に大きな影響を与えたと言われ、1957年89歳の生涯を閉じました。

二女の結婚相手があのホロヴィッツなんですよね。

2人の共演でチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番を。

冒頭びっくりするほど速く、ほとんどテンポ揺らさない”In Tempo”の演奏には背筋がゾクゾクするような凄味があります。

1/17はフランソワ=ジョゼフ・ゴセックの誕生日

1/17はフランスで活躍した作曲家フランソワ=ジョゼフ・ゴセック(François-Joseph Gossec)の誕生日。

1734年ベルギー生まれ。10代後半に音楽の勉強のためパリへ行き、ラモーに見いだされて本格的に勉強を開始。

オペラや30曲近く交響曲を描き、パリ音楽院創立の際、作曲の分野における教授として招かれました。

現在知られているのは、誰でも耳にしたことのあるヴァイオリンのためのガヴォット。エルマンの活き活きした演奏でどうぞ。

1/18はチェリスト 藤原真理さんの誕生日

1/18はチェリスト藤原真理さんの誕生日。

大阪生まれの藤原真理さんは、10歳で桐朋の子供のための音楽教室に入室し15年間斎藤秀雄に師事しました。

22歳の時日本音楽コンクールで優勝した後、ピエール・フルニエ、ムスティスラフ・ロストロポーヴィチに師事し、29歳でチャイコフスキー国際コンクール第2位になりました。

毎年お誕生日に、チェロリサイタル「“誕生日にはバッハを”無伴奏チェロ組曲 全曲演奏会」を行っているそうですが、チケットは1時間ほどで完売してしまう入手困難さ。。。

Youtubeの音源を探しましたが、出てきません。。。

サンサーンス『白鳥』を聴くことにしましょう。

1/19はピアニスト タリアフェロの誕生日

1/19はピアニスト マグダ・タリアフェロ(Magdalena Maria Yvonne Tagliaferro)の誕生日。

1893年ブラジル・リオデジャネイロ生まれ。コルトーに学び、その音楽理念の実現に探求を続けたというタリアフェロは最晩年の90代まで見事な演奏を披露して高い評価を得ていました。

「ピアニストへの基礎」ピアノの詩人になるために』という本はタリアフェロに師事した田村安佐子氏が女史のメソッドを紹介したもので、コルトーのメソッドのようにテクニックを細分化したもので本は持っていますし、3回読みましたけれど、こーゆー本は読んだだけじゃダメなんですよね。

1975年の演奏でショパン ピアノ協奏曲第2番。
・・・83歳というのですから、驚きです。

1/20はヨゼフ・ホフマンの誕生日

1/20は、ポーランド出身のユダヤ系アメリカ人ピアニスト ヨゼフ・ホフマン(Josef Casimir Hofmann)の誕生日。

1876年ポーランド・クラクフ生まれ。10歳にして演奏旅行を行った神童で、アントン・ルビンシュタインの個人指導を受けることのできた唯一の人とされます。

ホフマンは後半生をカーティス音楽学校で教鞭を執り、1938年まで同校校長を務め学生の育成に尽力しました。

国際的に活躍した弟子として知られるのは、シューラ・チェルカスキーとゲイリー・グラフマンです。

映像付きでラフマニノフ前奏曲『鐘』が見つかりました。

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