占い師に腹が立って占いを勉強した私の占い物語

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占いって何だ?

本当に未来のことがわかるのか?
生年月日で人生は決まるのか?

いいえ!

占いは知識や経験、イマジネーションとインスピレーション、そして占う人の倫理観が大切!
というのが私のポリシーです。

そのポリシーは、私の占いとの出会いと歩みから生まれました。

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この記事を書いた人
伊奈葉子 / Yoko Ina Piano Teacher

自分の手で演奏できるのが何よりの喜びです。ピアノ・音楽、自然とアートとお茶時間をこよなく愛しています。詳しいプロフィールはこちら


占いとの出会い

私が占いに興味を持ったのは、大学卒業直後のこと。
離婚を考える母が京都の有名な占い師にみてもらったのがきっかけでした。

その占い師は私の事をこう言ったそうです。

この人は、結婚は・・・

あっ、でもお子さんができますから結婚しますね。
男の子と女の子、1人ずつできますよ。

「はあ?」

私はカチン!と来ました。

「何を根拠に人の結婚や子供についてコメントしているの?!」

小学校入学以前から「独身主義!」を標榜していた私に、「子供ができるから結婚します」のフレーズは受け入れがたいものでした。

結婚は、結婚したい人がしたい時に、したい相手とするものと信じて疑っていません。
子供ができるかどうかは、神の領域に属すること。

それを、生年月日だけで決めつけるとは何たる事?
占い師っていったい何様?
占いって何よ・・・?

そう思いながら、母がもらってきた鑑定書を見ました。
そこにある「四柱推命(しちゅうすいめい)」の文字・・・

この四柱推命を勉強したら、人が結婚するかどうか、子供ができるかどうかわかるって事?!

四柱推命を学ぶ

幼少時より本が好きな私は、早速「四柱推命」の本を買い、勉強を始めました。
調べると、人には持って生まれた宿命があり、それは生年月日で決まるとあります。

しかし、その根拠がどこにあるのか、まるでわかりません。
しかも、自分について調べれば調べるほど、ひどい事ばかり書いてあります。

たとえば、

生家が没落した時の生まれです。何をやってもうまくいきません。
結婚は難しく、たとえ結婚しても配偶者と生死別する暗示があります。
孤独で寂しい晩年をおくります

まるで、私は生まれつき不幸で、私の努力は報われず、一生を寂しく終えるのが宿命であるかのようです。

でも、そう断言する根拠がまるでわかりません。
どこかにもっと詳しい本があるはずだと探しますが、どれも似たようなもの・・・

持って生まれた宿命というのが生年月日からわかるというのです。
生年月日から割り出される「星」には「吉星」と「凶星」があって、「凶星」が多いと幸せな人生から遠い・・・という事らしいのです。

そして、私には「凶星」ばかりが並んでいるのでした。

でも、どうしてもその考えを受け入れる事ができません。

もしも、自分の生年月日で調べた事に素晴らしい事が書かれていれば、

「わ~い!私って強運で幸せな星のもとに生まれたのね~!」

と無邪気に喜んでおわったでしょう。

しかし、私の生年月日で調べると、ひどい事ばかりが書かれています。

読めば読むほど、腹立たしさを覚えました。

人生は自分で切り拓くもの、そう信じて疑った事はありません。
自分の人生は自分で決める、生年月日で人生が決まるはずはない・・・
何をやってもうまくいかない日に生まれたなんてあり得ない、
こんな事がゆるされるのだろうか。

違う事が書いてある本はないのかと書店に立ち寄る度に「占い」コーナーをのぞくのですが、どれも同じ。

「根拠なく人の人生を生年月日で決めつけるなんてクレイジーだ、もう占いの本を見るのはやめよう・・・」

何度もそう思いました。
でも、3カ月くらい経つと、もしかして違う事が書いてある本が見つかるかもしれないと「占い」コーナーへ足が向いてしまいます。
そして・・・やっぱり、この本もか・・・

ちなみに、四柱推命ではない占いの本も読んでみました。
たとえば星占い、つまり西洋占星術。

こちらはひどい事は出てこないものの、ピントはずれだったり、抽象的すぎたりして興味がわきませんでした。

実は、子供の頃から科学が好きです。
だから、私にとって天体は宇宙物理の世界なのです。

天体の配置が、ある感性を持った人にイマジネーションやインスピレーションを感じさせる事があっても不思議ではないけれど、私には無縁な世界だと結論付けています。

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心の片隅に「占い-四柱推命」という小さな小さな棘が刺さり、ふとした時にチクチク痛む・・・痛む度に「占い」本を探して見てしまう・・・

気がつけば母が京都の占い師に見てもらってから約10年の月日が流れていました。

占い師になれる?!

ある日、(占いコーナーではなく)文庫本の棚でこんなタイトルに目がとまりました。

『鬼谷算命学-あなたの運命の扉を開く本』 中森じゅあん(知的生きかた文庫)1997年。(現在は絶版です)

手にとり開いてみると、その本にはそれまでに読んだ「四柱推命」の本とは全く違う明るく温かい雰囲気が漂っていました。

「人には生まれ持った宿命がある」とやはり書かれているものの、「星によい悪い、幸不幸はない」とあり、何より惹かれたのがこのフレーズです。

大切なことは、謙虚に真実の自己を受け入れ、あるがままの生命、使命を生かそうと、愛をもって日々を生きることではないでしょうか。(P.15)

そのために占いを活かしましょう、というスタンスで書かれたその本を何度か読んでいるうちに色々なことが腑に落ちました。

「わかった!そういう事か!」

突然、それまでに見た事のない視界が開けて、思わず手を打つあの感覚です。
それまでに得た知識が全部つながりました。

つまり、占いは「関係」と「流れ」なのです。

だから、本当は「吉星」も「凶星」もなく、不幸な星のもとに生まれた人などいない!そう解釈するのがおかしいという事を確信しました。

「わかった!」と思ったら、急に占いが面白くなり、色んな人をみたくなって、人が集まるたびに披露するようになりました。女性は占いが好きと言われますが、確かに興味のある人が多く、場が盛り上がります。

「よく当たる!」と言われ、あっという間に広がって色んな相談を受けるようになりました。

「占い師になれるよ!」、「占い師になれば?」と言われ、ちょっとその気になってみたりしました。。。

占いを封印

「占い師になれるよ!」と言われたら、巷の占い師がどんな風に鑑定しているのか知りたくなり、リサーチもかねて、色んな占い師にみてもらいに行きました。

駅ビルの占いコーナーや占いの館の四柱推命、京都の円山公園にいっぱいいる有名・無名な占い師などたずねてみたのですが・・・

四柱推命の本に書いてある「星の意味」を丸暗記して説明しているだけ、あるいはそれをデフォルメして仰々しく言ってるだけでがっかりしました。

「占いって、やっぱり余興として楽しむもの。。。」

みんなが集まるところで披露して、明るく笑いながら楽しむのが一番だと思い、占い師になるという考えはきっぱり捨てる事にしました。

そうこうしているうちに、持ち込まれる相談がだんだん深刻になってきて、余興で済まない雰囲気を感じる事が多くなってきました。

それに、そもそもどうして当たるのか、効くのか、自分にもわかりません。
たまたま、当たっているのだとしたら、何かのきっかけで全く当たらない時が来るのではないか、そんな不安がよぎるようになります。

当たるから、みんな喜んでいるけれど、これが当たらなければ、ただのいい加減な奴との誹りは免れません。

折しも、自分の天中殺が近づいていました。
占いをやめるのにこれ以上の口実はない、

「来年、天中殺に入るので今年いっぱいで占いやめます!」

占いを披露してから約2年、そう宣言してきっぱりやめました。

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人を占うのはやめたものの、「なぜ当たるのか?」という興味は心の奥底でふつふつとしていました。

生年月日で人生は決まらない。でも生年月日から割り出された星の並びを見ているとなぜか色々な事が見えてくるのです。
そして、その見えてくる世界がとても面白い。

「どうしてだろう・・・」

心理学の本を読んで、考えてみたりもしましたがよくわかりません。

「根拠はわからないが当たる」という状態は何とも頼りなく、かと言って、人には生まれながらに持って生まれた宿命があり、それを生年月日で知る事ができるという考えを受け入れる事はできません。

この矛盾の間を揺れながら、10年以上が過ぎて行きました。

占いが当たるのは「強み」

さて、占いはひそかに勉強して余興として披露し、また、考え続けていたもので、私はピアノ弾き・ピアノ教師です。

学生時代に教え始めてから一貫して悩み続けた事が2つあります。

  1. 生徒にいかに練習させるか。
  2. 生徒の愚痴、文句・言い訳を封じるか。

練習しないのも困るのですが、私にとっては、生徒の愚痴・文句・言い訳を聞くのが何より苦痛でした。

自分自身のスキルアップはもちろんのこと、教える対象を子供から大人に変えていったり、コンクールに参加させたり、主体的に練習し、愚痴・文句・言い訳を聞かなくて済む方法を色々考え、試したのですが、やっぱり、愚痴る人は愚痴る、文句を言う人は文句を言う、言い訳をする人は言い訳をします。

いよいよ万策尽き、どうしたら生徒の「愚痴・文句・言い訳」をやめさせられるか、そもそも、人を変える事ができるのか、本気で考え始めました。

調べているうちに「コーチング」、「NLP(神経言語プラグラミング)」に行き着きます。
色んな本を読んで、興味がわき、特に、「コーチング-人が変わる・成長する・自己実現をサポートする」に興味を持ち、調べ続けました。

そして、「強み診断」を知ります。

「強み」とは、「高い成果を生みだす独自の能力」です。
ひとり一人が独自に持っている資質・才能を知識・技術で磨くと強みが生まれます。

「占いが当たる」のは私自身の「強み」だとわかりました。

「強み診断」と「占い」を融合させる

2013年9月のある日、女子会な集まりで、久しぶりに占いを披露してみました。占いが当たるのが「強み」だとわかったら、封印を解きたくなったからです。

例によって盛り上がる中、ある人に真顔でじっと目を見て言われました。

「それ、仕事にした方がいい・・・」

何度似たような事を言われたでしょう。

でも、類稀なるユニークな個性を体現し、公私ともに人生を謳歌しているその方に言われたインパクトはかつてないほど大きかった。

「やっぱり、占いを仕事にするのかな~」ほどよくアルコールのまわった頭で考えつつ電車に揺られている中、ふと思いつきます。

「そうだ!占いと強み診断を融合させればいいんだ!」

「強み」を核に「占い」で広げれば、根拠を持ちつつ、可能性を広げられると考え、独自のメニューへと発展していきました。

算命学は夢の叶え方を教えてくれる知恵

というわけで、私は占い師ではありません。

私は、5歳の初夏にピアノと出会い「私はピアノを弾く!」と目覚め、14歳の時に「いいピアノの先生になる!」と決意し、自分の信じるところに従って歩んできて、欲しいものは全て手にいれ、叶えたいことは全て叶えてきました。

私の中にはいつも理想=ヴィジョンがあって、どうしたらその理想を実現できるのか、近づくことができるのか考え、そして、諦めずに行動してきました。

私がやりたいと思ってきたこと、今も実現したいことは・・・

偉大な作曲家たちの作品の世界を聴く人たちと共有したい、そのためにはピアノを弾くとはどういうことなのか知りたい、身につけたい、そして、同じように音楽とピアノを愛する人たちに伝えたい・・・

ということです。

子供の頃からずっと目指してきたことがようやく納得できる形となってきた今、これまでの歩みを振り返ると、ただがむしゃらに頑張るだけでは上手くいかないことを思います。

そして、人間関係だけではなく、もっと広い意味での世界と自分との関係と物事の流れ(運気の流れとの言う)というものを無視しては上手くいきません。

『算命学』は世界と自分との関係や運気の流れについて、多くの大切なことを教えてくれます。

アーティストもクリエイターも高学歴女子も・・・

結局、人と違う《個性》ゆえに、世間との折り合いに悩むことが多いのです。

でも、《個性》は、活かすために与えられたものです。

私も、よく「変わっている」と言われ、浮いてしまうことがよくあります。

けれど、そんな自分の《個性》を抑え込んでしまうのではなく、世界のために活かす方向へ育てることを学び、そして、実現しています。

あなたも、その類まれな《個性》を活かして世界を豊かにし、そして、何より、あなた自身成功をエンジョイし幸せな日々を送って欲しいと、私Inaは願っています。

Inaの算命学セッションはこちら。

Inaの算命学セッション
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  1. 占いってそもそも何? 
  2. 天中殺はフィクション~占いは物事を考えるための方法
  3. 算命学や陰陽五行思想が教えるのは物事を関係と流れ(循環)で説明すること
  4. 占いに根拠はない|これから何が起こるかなんて誰にもわからない
  5. 占い師に腹が立って占いを勉強した私の占い物語 ← Now!
  6. 占いとは解釈|占いの知識よりも大切な5つのこと
  7. 当たる、当たらないを卒業しよう!占いの本質はモデル化とメタ認知

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自分の手で演奏できるのが何よりの喜びです。世界に豊かな音楽をあふれるように《センタリング》と《コーディネート》をコンセプトにピアノ・ベーシック・トレーニング&レッスンをしています。ピアノ・音楽、自然とアートとお茶時間をこよなく愛しています。詳しいプロフィールはこちら