
占いとは何でしょう。
えっ?!占い?!
「占い」と聞いただけで眉をひそめる方、
怖いもの見たさに興味を示す方
「私も占い好きです~」とご自分の占い観を喜々としゃべり始める方・・・
占いに対するリアクションは、様々です。
とはいえ、当たらないと思っても気になる・・・
科学的根拠はないはずなのに、なぜか気になる・・・
多くの人は、微妙なところで揺れています。
今、これを読んでくださっているあなたももしかしたら、そう?
占いって何なのでしょう。。。
私Inaはこんな風に考えています。
占いって何?とググったらこのサイトにたどり着いた方はこちらへどうぞ
Contents
占いが気になるのは「先が見えなくて不安な時」
占いが気になるのはどんな時ですか?
幸せで、毎日が楽しくて仕方がない時には、占いは気になりませんよね。
占いが気になるのは不安な時です。
たとえばこんな時に占いが気になりませんか?
- 恋愛、結婚など異性問題に悩んだ時
- 夫婦、家族、子供、友人、職場の同僚などの人間関係のトラブル
- 適職、転職、天職など生き方や働き方を考える時
- 不運な出来事が重なった時・・・
つまり、占いが気になるのは、
- どうしたらいいのかわからない時
- どうにかしたいけれど動けない時
- 決断を迫られる時・・・
ひと言でいえば、
先が見えなくて不安な時
です。
幸せな時には、占いなんか気になりません。
仮に、悪いことが書いてあったとしても、笑い飛ばしておしまいです。
なぜ、不安になると占いが気になるのでしょう?
占いとは予測不可能な事を判断する方法
占いとは何でしょう。ひと言でいえば、
人の性格や運勢、事の成否、進退など、予測困難な事を判断する方法のひとつ。
ふつーに考えていてもよくわからないことをどうしたらいいか考える方法です。
将来の事は、誰にもわかりません。
わからないからこそ知りたいし、どうしたらいいか悩みます。
その想いに応えようとして生まれたのが「占い」です。
誰にもわからないことを何とか考えようとしたのが「占い」。
だから、不安になると占いが気になるのです。
占いは3つに分類できる|命(めい)、卜(ぼく)、相(そう)
占いは、
予測不可能な未来を何とか知りたい!
という思いと
幸せになりたい!
という思いから生まれました。
太古の昔から様々な占いがあります、 実は
命(めい)、卜(ぼく)、相(そう)の3種類に大別できます。
(いわゆるスピリチュアルを「霊(れい)」として加え、4種類に大別する考えもあります。私Inaはスピリチュアルを認めていないので3種類としています。)
順に解説します。
誕生日(+時間)から導き出されるデータを読み解く|命(めい)
命(めい)に属する占いは、誕生日(+出生時間)から導き出されるデータを読み解くものです。たとえば、
- 占星術-生まれた時の星の配置をもとに作成されるホロスコープが基本。
- 四柱推命、鬼谷算命学-誕生日を干支に置き換えて、さらに関係性を表した表が基本
- その他、数秘術、動物占いetc.
命(めい)は、宿命や運命の「命」です。
だから、命の占いではこういう決まり文句が使われます。
生年月日であなたの持って生まれた宿命がわかります
そもそも占いが気になる時は、悩みや不安で心がぐらついているもの。そんな時にもっともらしく「持って生まれた宿命・・・」などと言われたら、知りたくなってしまうのが人間の弱さです。
しかし、実際には、
生年月日をもとに導き出されるデータを占い師が解釈する。
だから、いい加減な占い師に相談するとひどいことを言われて余計に悩むことになったりするわけです。
難しい国家試験や研修があっても藪医者がいるのですから、何の資格もいらない占いの世界にひどい占い師がいても不思議ではありません。気をつけましょう。
占う時に出たサインを読み解く|卜(ぼく)
卜(ぼく)と呼ばれる占いは、カード・コインなどのその時に出たサインを読み解くものです。たとえば、
- タロットカード
- トランプ
- コイン
- おみくじ
- 花びら占いetc.
卜(ぼく)は、選択や決断に関する事項で好まれる傾向があります。
カードにしろ、コインにしろ、おみくじにしろ、花びらなどにしろ、今、この瞬間に出たサインなので「今、どうするか」についてのお告げのように感じるからでしょう。
目に見える対象から読み解く|相(そう)
相(そう)は、あらかじめある目に見える対象をサインとして読み解くものです。たとえば、
- 姓名判断-字画や音など
- 人相-顔の輪郭、目鼻立ち、ほくろなど
- その他に手相、印相etc.
相(そう)の特徴は、運命は変わることを大前提にしていることです。
だから、名前を変えたり(改名)、印鑑をつくり替えたり、手相を書き足したり、顔の美容整形手術をしたりということが起こるのですね。(私は決していいことだとは思いませんが・・・)
ということで、命(めい)、卜(ぼく)、相(そう)と3種類に大別できる占いですが、実はいずれにも共通している事があります。
占いは解釈
3種類に大別できる占いですが、どんな占いであっても共通していることがあります。
それは、必ず占い師が読み解いているということです。すなわち、
占い師が読み解く=「解釈」するという事。
どんな占いも、
占う人がどう見るか、
占う人がどう考えるか、
占う人が何と言うか・・・
なのです。
だから、占いが当たる・当たらない、効く・効かないは占い師の「解釈力」によります。
この「解釈力」こそが占い師の力量です。
生年月日で人生は決まらない、人生は自分で切り開くもの
占いは考え方のメソッドのひとつです。
決して生年月日で人生は決まりません。
人生は自分で切り開くものです。
自分で行動を起こして世界を切り拓いていくためには、考えて行動しなければなりません。
考えるためには、情報と考え方が必要です。
自分と「他」の関係を知らなければなりません。
また、物事が成就するためには流れに乗るということが大切です。
そんな関係と流れについての考え方を教えてくれるのが占いなのです。
まとめ
占いとは何かというと、3種類に大別できます
- 誕生日(+時間)から導き出されるデータを読み解く-命(めい)
( 占星術、陰陽五行、算命学、数秘術、動物占いなど ) - 占い時に出たサインを読み解く-卜(ぼく)
( タロットカード、トランプ、コイン、花びら占いなど ) - 目に見える対象から読み解く-相(そう)
( 姓名判断、人相、手相、印相など )
人生は自分で切り開くもの、生年月日で人生は決まりません。
そのためには、考えて、そして行動しなければなりません。
その考えるためのひとつの方法として占いを活用するのです。
Inaの算命学活用セッションはこちら。
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- 占い師に腹が立って占いを勉強した私の占い物語
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