波のムーブメント|ピアノ・ベーシック・トレーニング(2)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ピアニストは鍵盤上のアスリートでもあります。

指は、時に激しく鍵盤上を駆け巡りますが、指だけを動かそうとしても上手く行きません。

複雑な指の動きは、しなやかな身体から生まれます。

緊張すると指の動きが悪くなるのは、緊張によって身体が硬くなってしまうからです。

『波のムーブメント』は、背中から腕へのしなやかさをもたらします。

  • 背中から腕への上下方向のしなやかさ(=大洋のムーブメント)
  • 背中から腕への左右方向のしなやかさ(=さざ波のムーブメント)

身体がカチコチにこわばっているのに指だけがしなやかに動くことはありませんよね。

カチコチの身体は肩こりや腰痛の原因、ひいては腱鞘炎などの障害を引き起こしやすくなります。

自由な指の動きはしなやかな身体から生まれます。

~♪~

この記事を書いた人
伊奈葉子 / Yoko Ina Piano Teacher

音楽と自然と読書とお茶時間をこよなく愛しています。ピアノで故障する人、無駄に苦しむ人をなくし、もっと豊かな音楽を!
詳しいプロフィールはこちら

~♪~

大洋のムーブメント|背中から腕への上下方向のしなやかさ

「大洋のムーブメント」は、背中から腕への上下方向のしなやかな動きをもたらします。

椅子などに手を触れて、脚は肩幅に開き、上半身と下半身を直角にします。

静かに息を吐き、
ゆっくり大きく息を吸い、
再び吐きながら、
背中を伸ばします。

左右の肩甲骨のまん中辺りを凹ませるように気持ちよく伸ばします。

腰を反り返してはいけません!

無理に腰を反らせると、腰を痛めてしまいます!注意してください。
(自己流で無理に反らせるのは危険です!レッスンを受講してください)

背中を凹ませ十分に伸ばしたら、
息を吸いながらニュートラルな位置に戻し、

次は、息を吐きながら背中を盛り上げます。

沢山反り返らせることよりも、呼吸と共に背中が波打つスムーズな動き感じることが大切です。

大洋の大きな波のうねりのイメージです。

波が大きくうねるイメージで、

呼吸とともに
背中から腕を上下に
しなやかにストレッチします。

リラックスして、
しなやかな動きを感じましょう。

上下1セット×4回を目安に行います。

さざ波のムーブメント|背中から腕への左右のしなやかさ

「さざ波のムーブメント」は、背中から腕への左右のしなやかな動きをもたらします。

息を吐きながら、
上半身をゆっくりと横へスライドし、
体側が伸びるに任せます。

吸いながらニュートラルなポジションに戻します。

再び、息を吐きながら反対へスライドし、
体側が伸びるに任せます。

浜辺に寄せては返すさざ波のイメージです。

呼吸とともに、上半身を左右に気持ちよ~く波打たせましょう。

左右1セット×4回を目安に行います。

『波のムーブメント』は、波のイメージを呼吸と共に、身体の動きとして行うことで、心と頭と身体をチューニングする効果があります。

イメージ(心と頭)と身体の動きが一致するほど、演奏も表現力豊かで繊細なものになります。

⇒ 次は『風のムーブメント』です。

こちらもあわせてどうぞ!

⇒ ピアノ弾きの演奏向上と故障予防にウォーミングアップのすすめ

⇒ ピアノ・ベーシック・トレーニング|演奏向上・本番対策

Attention!
この記事は、レッスンで行うメニューをご紹介するもので、独習を可能にするものではありません。
心身メソッドや運動の心得のない方が(自己流で)形だけを真似て行うことは、効果がないばかりでなく、故障のリスクがあります。
ご興味をお持ちの方はレッスンを受講くださいますようご案内申し上げます。
効果を実感していただくことができますようにわかりやすく丁寧に指導いたします。
⇒ ピアノ・ベーシック・トレーニング&レッスンのご案内はこちら

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

Follow me!

この記事を書いた人

~♪~

この記事を書いた人
伊奈葉子 / Yoko Ina Piano Teacher

音楽と自然と読書とお茶時間をこよなく愛しています。ピアノで故障する人、無駄に苦しむ人をなくし、もっと豊かな音楽を!
詳しいプロフィールはこちら

~♪~