風のムーブメント|ピアノ・ベーシック・トレーニング(3)

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88鍵あるピアノの低音部から高音部まで幅広い音域を自在に操って演奏するためには肩周りや腕がしなやかでなければなりません。

『風のムーブメント』は肩周りと腕をしなやかにします。

大きく腕全体を使うダイナミックなタッチのための《意識》を育みます。


この記事を書いた人
伊奈葉子 / Yoko Ina Piano Teacher

自分の手で演奏できるのが何よりの喜びです。ピアノ・音楽、自然とアートとお茶時間をこよなく愛しています。詳しいプロフィールはこちら


背中から生えた腕を10mくらいに感じる

『風のムーブメント』は、大きなうちわで世界に風を起こすイメージで行います。

背中から生えた腕が10mくらいの大きなうちわになったつもりで広げます。

大きなうちわで世界に風を起こす

10mくらいの大きなうちわで世界に風を起こすつもりで腕を動かします。

静かに息を吐き、
大きく息を吸い、
再び吐きながら、
大きなうちわをあおいで、
風を起こすつもりで背中から身体の前へ動かします。

背中から指先までを大きく感じ、ゆっくり動かすことで腕を動かす筋肉や肩周りがストレッチされます。

いっぱいまで内側に入ったら、

息を吸いながら、
ゆっくりと反対へあおぐように、
元の位置へ戻します。

無理やり引っ張るのではなく、背中から生えた腕、そして指先が大きく伸びて広がるイメージで動かしましょう。

往復運動を1セットとして3回行います。

風に乗ってなびく”腕”のイメージ

4回目は、内側に入ったところで、
反対の手で支えてストレッチします。

指先が風になびくイメージで、気持ちよく伸ばします。

反対から見るとこんな感じ。

頑張ると肩が上がりやすいですが、沢山引っ張るよりも、ストレッチすべき部位を伸ばすことが大事です。肩が上がらないように注意しましょう。

風に髪がなびくように、
腕が風になびくイメージで気持ちよ~く伸ばします。

反対の腕も同じように行います。

心を揺さぶられるような演奏は、風に樹々が揺れているイメージに近いものがあります。

そんな演奏もまずイメージから。

『風のムーブメント』は風を起こして、聴いている人の心を揺り動かすつもりで行いましょう。

⇒ 次は、『白鳥のムーブメント』です。

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Attention!
この記事は、レッスンで行うメニューをご紹介するもので、独習を可能にするものではありません。
心身メソッドや運動の心得のない方が(自己流で)形だけを真似て行うことは、効果がないばかりでなく、故障のリスクがあります。
ご興味をお持ちの方はレッスンを受講くださいますようご案内申し上げます。
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