波のムーブメント|ピアノ弾きのウォーミングアップ(2)

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ピアノは指を動かして弾きますが、指だけを動かそうとしても上手く行きません。

複雑な指の動きは、しなやかな身体から生まれます。

緊張すると指の動きが悪くなるのは、緊張によって身体が普段よりも硬くなってしまうからです。

『波のムーブメント』は、

上半身のしなやかな動きをもたらします。

  • 上半身の前後方向のしなやかさ(=大洋のムーブメント)
  • 上半身の左右方向のしなやかさ(=さざ波のムーブメント)

自由な指の動きはしなやかな身体から。
身体がカチコチにこわばっているのに指だけがしなやかに動くことはありませんよね。

身体のしなやかさは、腰痛や肩こりなどピアノの練習による疲れや症状を予防します。

では、『波のムーブメント』を始めます。


この記事を書いた人
伊奈葉子 / Yoko Ina Piano Teacher

心と頭と身体をチューニングすればピアノはもっと自由に弾けます。演奏向上と故障予防に1日15分のウォーミングアップ。悩めるピアノ弾きを笑顔にするレッスンをしています。詳しいプロフィールはこちら


大洋のムーブメント|背中の前後のしなやかさ

「大洋のムーブメント」は、上半身の前後方向のしなやかな動きをもたらします。

椅子などに手を触れて、脚は肩幅に開き、上半身と下半身を直角にします。

ゆっくり大きく息を吸い、
次に吐きながら、
背中を伸ばします。

左右の肩甲骨のまん中辺りを凹ませるように気持ちよく伸ばします。

腰を反り返してはいけません!

無理に腰を反らせると、腰を痛めてしまいます!注意してください。
(自己流で無理に反らせるのは危険です!気になる方はレッスンを受講してください)

背中を凹ませ十分に伸ばしたら、
息を吸いながらニュートラルな位置に戻し、

次は、息を吐きながら背中を盛り上げます。

沢山反り返らせることよりも、呼吸と共に背中が波打つスムーズな動き感じることが大切です。

大洋の大きな波のうねりのイメージです。

波が大きくうねるイメージで、

呼吸とともに
背中を前後(動きとしては上下)に
しなやかにストレッチします。

リラックスして、
背骨のひとつひとつの
しなやかな動きを感じましょう。

前後(動きとしては上下)1セット×4回を目安に行います。

さざ波のムーブメント|上半身の左右のしなやかさ

「さざ波のムーブメント」は、上半身の左右のしなやかな動きをもたらします。

息を吐きながら、上半身をゆっくりと横へスライドし、
体側が伸びるに任せます。

吸いながらニュートラルなポジションに戻します。

再び、息を吐きながら反対へスライドし、
体側が伸びるに任せます。

浜辺に寄せては返すさざ波のイメージです。

呼吸とともに、上半身を左右に気持ちよ~く波打たせましょう。

左右1セット×4回を目安に行います。

アルペジョが続く時など、波のイメージで弾くことがありますよね。

『波のムーブメント』は、波のイメージを呼吸と共に、身体の動きとして行うことで、心と頭と身体をチューニングする効果があります。

イメージ(心と頭)と身体の動きが一致するほど、演奏も表現力豊かで繊細なものになります。

⇒ 次は『風のムーブメント』です。

こちらもあわせてどうぞ!

⇒ ピアノ弾きの演奏向上と故障予防にウォーミングアップのすすめ

⇒ 1日30分ウォーミングアップ&基礎練習|ピアノ弾きの演奏向上・故障予防・本番対策

Attention!
この記事は、レッスンで行うウォーミングアップメニューをご紹介するもので、独習を可能にするものではありません。
心身メソッドや運動の心得のない方が(自己流で)形だけを真似て行うことは、効果がないばかりでなく、故障のリスクがあります。
ご興味をお持ちの方はレッスンを受講くださいますようご案内申し上げます。
効果を実感していただくことができますようにわかりやすく丁寧に指導いたします。
⇒ レッスンのご案内はこちら

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