【レポ&ご感想】もう傷つかない!3か月で嫌われる勇気を手に入れるワークショップ vol.3

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言いたいことが言えない・・・

なぜなら、人の反応が怖いから・・・

言いたいことを言ったその後の、相手のリアクションによって自分が傷つくのが嫌だから・・・

対人関係の中で傷つかないなど、基本的にありえません。

岸見一郎『嫌われる勇気』より

そんなこと言われても、傷つくのは嫌です。

じゃあ、傷つかない方法があるのか?

実は、あるのです。

「もう傷つかない!」

をテーマにさまざまなトピックをご紹介しながら、対人関係の問題を掘り下げる・・・

誰でも読書革命!3か月で嫌われる勇気を手に入れるワークショップ(全5回)の第3回を8/2(水)に開催しました。

レポと参加者さまのご感想です。

これまでのレポはこちら。

第1回 【レポ&ご感想】理想は『銀の匙』の授業

第2回 【レポ】自分って何だろう?


この記事を書いた人
Ina / 伊奈葉子 ヴィジョン・コンサルタント

これは何?なぜ?どうして?・・・答えはどこかにあるはず。だから、本を探す、読む、考える、そして、試す。。。3回読む本しか買わないInaです。ピアノと音楽、季節の移ろいと日々のお茶時間をこよなく愛しています。慶應義塾大学文学部卒業。詳しいプロフィールはこちら♪


対人関係ということばが示す2つのこと

アドラーは

人間の悩みはすべて対人関係の悩みである。

と言っています。

対人関係という言葉が示すものをよ~く考えてみると、2つあることに気づきます。

ひとつは、具体的な誰かとの関係。
もうひとつは、自分以外の存在全般との漠然とした関係です。

具体的な誰かとの関係の出発点が『課題の分離』

対人関係の問題や悩みという時に、まず思い浮かぶのが具体的に特定の誰かとの関係です。すなわち、

  • 家族、血縁-親子、夫婦、兄弟、親戚
  • 友人、知り合い
  • 恋人
  • 仕事関係・・・

のような具体的なものです。

アドラーが対人関係の出発点と言っている「課題の分離」は、このような自分と具体的な誰かとの関係において使えるものです。

『嫌われる勇気』で語られる「課題の分離」とは、

自分と他者の課題とを分離していくこと。

自分と他者の課題を分離するためには、誰の課題なのかを見分けなければなりません。その方法がこれです。

その選択によってもたらされる結末を最終的に引き受けるのは誰か?

他者の問題に介入していはいけないし、自分の問題に誰も介入させてはいけないのです。

自分以外の存在は敵か、味方か?

対人関係にはもうひとつの意味が含まれています。つまり、特定の誰かとの関係とは別に、

自分以外の他者をどう捉えているか?

たとえば、ブログやSNSに何か投稿しようとするときに、

こんなことを書いたら叩かれるのではないか?
非難や中傷を受けるのではないか?

と不安になるのは、「特定の誰か」というより、「自分以外の他者」からの漠然とした反応ではないでしょうか。

この問題は突き詰めると、

自分以外の外界は自分にとって敵か、あるいは味方か?

に至ります。

これは、アドラーのいう「共同体感覚」につながっていきますね。(次回以降で深く掘り下げます)

いずれにしろ、対人関係は悩ましいです。

対人関係を制する者は人生を制す

です。

心は、傷つかないという選択ができる

どうして対人関係が厄介かといえば、

傷ついたり、傷つけたりするから

人に何か言われて、
カチンとしたとか、
ムッとしたとか、

家族なら、思わず言い返して喧嘩になります。

喧嘩できるならまだましで、仕事関係や多くの友人関係では、言い返したくても言えないから深い悩みに突入します。

そこで、知っておきたいのが「傷つかない方法」です。

傷つくのも、傷つかないのも自分次第

人は、誰に何と言われようと、「傷つかない」という選択をすることができるのです。

古今東西の「傷つかない」選択をご紹介しましょう。

まず、仏教。お釈迦様の考えです。

心とは対象への反応である。

人の言動に対してイラっとしたり、カチンときたりするのは、心の反応。心をしっかり見張って勝手な反応を許さなければ、心穏やかにいられる・・・

瞑想修行しましょうね

です。

小池龍之介『もう怒らない』参照。

ナチスドイツの収容所体験を書いた『夜と霧』で知られるヴィクトール・フランクルはこう言っています。

刺激と反応の間には選択の自由がある。

何が起ころうとも自分がどのような影響を受けるかは、自分で決めることができる、すなわち「人間の最後の自由」です。

オーストラリアの俳優だったF.M.アレクサンダーはインヒビションということばでそれを表しています。

インヒビション(Inhibition)とは、外界からの刺激に対する習慣的・反射的な行動を「ちょっと待てよ」と中断して、その瞬間の状況から行動の可能性を考え、自ら選び取った行動を起こす。

小野ひとみ『アレクサンダー・テクニーク
やりたいことを実現できる〈自分〉になる10のレッスン』参照。

要するに、

傷つくのも、傷つかないのも自分次第なのです。

このメカニズムを知っているだけで傷つかないというほど簡単ではなく、もちろんトレーニングは必要です。

でも、傷つかない選択ができるのです。

その選択するのは自分自身ですよね。。。

爽快感でとどまらずに、本当に変わろう!

この日、とても面白かったのが『嫌われる勇気』が人気な理由として挙がった

爽快感

でした。

『嫌われる勇気』に登場する青年の言うことは、多くの人にとって

うん、わかる、わかる!

と激しく共感を誘い、それに対する哲人の対応が

なるほど!

そして、

ためになる!

そんな爽快感がこの本にはあるという話になりました。

・・・でもね、爽快感って一時的なものですよね。

爽快感で終わっていたら、何も変わりません。

私がこのワークショップで目指すのは、爽快感を味わうことではなく

変わりたい人が本当に変わること

です。

それについて『嫌われる勇気』では、一歩踏み出す”勇気”と言っていますが・・・

勇気って何でしょう?

ということで、第3回の課題は

勇気に関するフレーズを整理する

です。

参加者さまからのご感想

全5回のワークショップの、折り返し地点でのご感想を伺いましたのでご紹介します。(掲載了承いただいています)。

第3回を終えた折り返し地点での今のご感想は?

おもしろいです。自分の中で言葉にせず見ないようにしてきたいろんな問題があきらかになってきて、ちょっとコワイ気もしています。

『嫌われる勇気』を2か月かけて読んだご感想は?

この密度で読むと、本の内容ってよくわかるものですね!

毎回ご紹介しているトピックについていかがですか?

Inaさんがご紹介くださる本がおもしろい(興味深い)です。
講座がおわったら読んでみたいです。

あらためてInaはどんな人ですか?

ナチュラルに「出る杭」な方。
その分、出る勇気のない方の気持ちがわかりにくいこともあるかも?

宮野真有さま グリーンフォトライター/文章アドバイザー宮野真有のブログ

ありがとうございます。。。

”ナチュラルに「出る杭」”には、笑ってしまいました。

番外編 「出る杭」は打たれ強く進化中

”ナチュラルに「出る杭」”は、本当にその通りで、私は物心ついた時からなぜか目立って叩かれ続けています。

もう存在しているだけで叩かれる感じです。

打たれ強いと言われますけれど、叩かれて平気なわけではありません、嫌ですよ。
だから密かに深刻に悩んだ歴史があります。

どれくらいの深刻さかというと、

私は生まれてきてはいけなかったのではないだろうか・・・

と本気で思い詰めるレベルでした。

それで、心理学、哲学に興味を持ち、自己啓発系の本も読み、カトリックの幼稚園に通った縁で何かと身近なキリスト教にヒントを求め、洗礼を受けようとあちこちの教会へ行ってみたりしたのですが・・・

教会って誰でも受け入れてくれるはずなのに、牧師や神父と折り合えない(笑)

だから、ひとりで聖書を読了しました。

聖書を全部読んでみてわかったことは、

何もわからない

ということです。

何もわからないのだから、わからないことを悩むのは時間の無駄だ、やめよう!

と悟ったのが33歳くらいの時です。とことん悩んで、でも、何もわからないことがわかった時に、悩むのはやめようと思えました。

そして、人生をもっと楽しもうと思ったのです。

今では、笑い話ですけどね。。。

ということで、私は”ナチュラルに「出る杭」”ではありますが、天然に打たれ強いというよりは、試行錯誤と勉強で、打たれ強く進化しているのです(現在進行形です)

だから言いたいのです。

誰でも進化できます!

進化したい人、ぜひご参加ください。
ワークショップの次回以降のご案内です。

⇒ 誰でも読書革命!3か月で嫌われる勇気を手に入れるワークショップ

この記事もぜひお読みください。

⇒ 誰でも読書革命!『嫌われる勇気』で自分を進化させる

これまでのレポはこちらです。

第1回 【レポ&ご感想】理想は『銀の匙』の授業

第2回 【レポ】自分って何だろう?

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Ina / 伊奈葉子 ヴィジョン・コンサルタント

これは何?なぜ?どうして?・・・答えはどこかにあるはず。だから、本を探す、読む、考える、そして、試す。。。3回読む本しか買わないInaです。ピアノと音楽、季節の移ろいと日々のお茶時間をこよなく愛しています。慶應義塾大学文学部卒業。詳しいプロフィールはこちら♪