5/5~ 立夏(りっか)|夏の気始めて立つ

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新緑の風薫る5月。

2018年5月5日(土)は二十四節気「立夏(りっか)」です。


この記事を書いた人
伊奈葉子 / Yoko Ina

ピアノと音楽、自然とお茶時間をこよなく愛する伊奈葉子です。慶應義塾大学文学部卒業。詳しいプロフィールはこちら♪


立夏(りっか)|夏の気始めて立つ 5月5日頃

夏の立つが故也(暦便覧)

立夏とは、夏立つ日。
暦の上ではこの日から立秋の前日までが夏です。

新緑の香りと爽やかな風、まばゆい陽射しに全てが活発に成長を始めます。

そして、5月5日といえば子どもの日ですね。
端午の節句の、意外と知らない由来などをご紹介しています。

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七十二候では夏を象徴する生き物や植物が登場します。

蛙始鳴(かわずはじめてなく)5月5日頃 立夏・初候 

「かわず」は、「かえる」の歌語・雅語です。

立夏の頃から、水田を泳ぎ、活発な活動が始まります。

鳴くのはオス。
求愛行動や縄張り主張のためなのは、種を問わない習性ですね。

蛙の鳴き声は音楽のように聞こえますが、なんと!法則があることを知ってびっくりです。
「カエルの合唱には法則があった」

蚯蚓出(みみずいずる)5月10日頃 立夏・次候

多くの生き物は3月初めの「啓蟄(けいちつ)」の頃に地上に出てきますが、みみずは春に孵化するので、この頃から地上に出て活動を始めます。

お世辞にも美形とは言えないミミズ。
実は、地球上の営みはミミズがいなければ成り立たないと言えるほど働き者なのです。

土は、腐葉土や動物の死骸を小さな虫や微生物がゆっくりと分解して出来上がったものです。
中でもミミズの働きは素晴らしく、「進化論」で知られるダーウィンは、晩年をミミズと土壌の研究に捧げました。
英語ではearth worm(地球の虫)と言います。

ミミズは土壌の豊かさを象徴する存在として、古来、農耕に携わる人々にとってはありがたい存在だったのです。

・・・そう知れば、ミミズも可愛く見えるような気がしませんか?

竹笋生(たけのこしょうず)5月15日頃 立夏・末候

筍が生えて来る頃。

一晩でひと節伸びると言われますが、植物の目覚ましい成長を見るとエネルギーをもらいますね。

立夏の旬を味わう

日に日に緑濃くなり、百花繚乱のこの季節、野菜たちものびのびしています。

力強い野菜たちのエネルギーをたっぷりいただきましょう。

筍(たけのこ)

竹笋生(たけのこしょうず)ということで筍の旬です。

筍ご飯や、土佐煮などこの時期に楽しみたい食材ですが、美味しく頂くためにはアク抜きが欠かせません。

筍のアク抜きは大根おろしで

筍のアク抜きは米ぬかだと思われていますが・・・

かの『分とく山』総料理長野崎洋光氏によると、
なんと!

筍のアク抜きは大根おろし!

大根おろしに含まれるある酵素に筍のえぐみ成分が付着するのだとか・・・

その方法をご紹介しましょう。

大根による筍のアク抜き

  1. 大根を皮ごとすりおろす。
  2. おろし汁と同量の水を加え、その中に1%の塩を入れて30分たけのこをひたす。
  3. たけのこを水洗いし、水からひと茹で。
    『体が喜ぶ二十四節気の料理帖』野崎洋光、光文社知恵の森文庫。p.141より

実は、自分で筍を煮たことがないのですが、今年は試してみようと思います。
みなさんもぜひ!

そら豆

日本の南、鹿児島では3月から収穫されるそら豆が、全国的に旬をむかえるのが今です。

収穫した直後から栄養価が落ち、「旬は3日」などと言われます。

必ずさやつきの新鮮なものを買い、その日のうちに頂きましょう。

そら豆ほど、Simple is best!な野菜はありません。
そのまま塩ゆでするのが一番です。

ゆで時間は3分を基本にお好みで・・・

ビールのおつまみに最適です♪

まとめ

まばゆい陽射しに風薫る、一年で最も生命力を感じるのが5月ですね。

新緑の香りを吸い込むだけで生き返ります。。。

成長する季節、夏がやってきます。

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⇒ 5月21日は小満

 

 

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ピアノと音楽、自然とアートとお茶時間をこよなく愛する伊奈葉子です。慶應義塾大学文学部卒業。詳しいプロフィールはこちら