7/7~ 小暑(しょうしょ)|やや暑熱を催す

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暑さも本番・・・

2018年7月7日は小暑(しょうしょ)です。


この記事を書いた人
伊奈葉子 / Yoko Ina

ピアノと音楽、自然とお茶時間をこよなく愛する伊奈葉子です。慶應義塾大学文学部卒業。詳しいプロフィールはこちら♪


小暑(しょうしょ)|やや暑熱を催す 7/7頃~

大暑来れる前なれば也(暦便覧)

これから、だんだん暑さが増していく頃。

ということになっていますが、既に暑いですよね。

この小暑と次の大暑(7/22頃)を合わせた約1か月を「暑中」と言います。

つまり、「暑中見舞い」を出す期間なのです。

温風至(あつかぜいたる)7月7日頃 小暑・初候

夏の熱い風が吹き始める頃。

温風=「おんぷう」=冬の暖房器具を思うのは、現代人。

本来は、梅雨明けの頃に吹く南風のことでした。

湿った空気が山を越えて吹き降ろすフェーン現象のことを表しているとも言われています。

日本列島の多くの地域では、梅雨明けはもう少し先ですが、陽射しがだんだんと強くなる頃です。

蓮始開(はすはじめてひらく)7月12日頃 小暑・次候

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蓮の花が咲き始める頃。

優美な花は、実は開花してから四日目には散ってしまうそうです。

蓮は、仏教とかかわりの深く、天上の花と言われます。

また、お釈迦様の誕生を聞いて花が開き、その真ん中に立って「天上天下唯我独尊」と声をあげた、という言い伝えがあります。

鷹乃学習(たかすなわちがくしゅうす)7月17日頃 小暑・末候

5月頃に生まれた鷹の子が飛ぶ技を覚え、巣立ちを迎える頃。

なぜ、鷹の巣立ちが登場するかというと、その生育に特徴があるからです。

鷹は、小さな鳥に比べ、巣立ちまでの期間が長いです。

たとえば、メジロが卵を抱いている期間は10日〜12日、産卵から巣立ちまで22〜24日です。
一方、鷹は、卵を抱いている期間が約35〜40日、さらに巣立ちを迎えるまでに40日間ほど。

その後も、いきなり、独り立ちするわけではなく、少しずつ行動範囲を広げ、1ヶ月以上、親鳥とともに行動し、狩りを学びます。

親から完全に独立するのは8月か9月頃なのです。

昔の人は、鷹の親子が一緒に飛ぶ姿に、次世代に知恵と技を継承する自分たちの姿を重ね合わせたのかもしれません。

小暑の旬の味わう

暑さで食欲が落ちると冷たいジュースやスイーツ、サラダにそうめんが美味しくなりますが、さっぱりしたものばかりでは夏バテになってしまいます。

茗荷(みょうが)

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そうめんと言えば、薬味に欠かせないみょうが。

みょうがには、食欲増進や消化を助ける、発汗促進、血流を良くする、リラックス効果もあります。
夏バテ防止におすすめ食材です。

茗荷を選ぶポイント

みょうがを選ぶポイントは、ふっくらと丸みがあるものを選ぶこと。
香りとシャキシャキとした歯ごたえを楽しむにはなるべく早く食べることです。

甘酢漬けが知られていますが、栄養だけを考えるなら、生食が一番。

おすすめは千切りサラダ

私Inaのおすすめは千切りサラダです。
茗荷、きゅうり、人参、大根、玉ねぎ、パプリカなど色んな野菜を千切りにして、お好みのドレッシングでどうぞ。

シャキシャキした歯ごたえと香りにいくらでも食べられます。

枝豆(えだまめ)

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大豆をまだ青いうちに収穫したものが枝豆です。

肝臓にも女性にも優しい枝豆

枝豆は、肝機能に効果のある成分が含まれるので、お酒のおつまみに最適です。

また、枝豆はそもそも大豆なので、もちろん大豆イソフラボンが含まれます。

すなわち、エストロゲンと呼ばれる女性ホルモンに似た働きがあるので、女性に優しい野菜です。

塩で磨いて枝豆をさらに美味しく

枝豆を美味しく食べるポイントは下処理にあります。

さっと洗ったら、塩で磨いてうぶ毛を落とすこと。

たっぷりの沸騰したお湯に塩を入れて3~5分、ゆであがったらざるにあげ、うちわであおいで冷まします。

決して水を掛けないように。

まとめ

梅雨明けも間近になってきました。

梅雨があければ、暑さも本番、夏本番です。

本当に暑い季節を乗り切るように体調管理をしっかりしましょう。

⇒ 7月23日は大暑

 

 

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ピアノと音楽、自然とアートとお茶時間をこよなく愛する伊奈葉子です。慶應義塾大学文学部卒業。詳しいプロフィールはこちら