7/23~ 大暑(たいしょ)|蒸熱酷暑を感ず

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一年で最も暑い季節がやってきました。

2018年7月23日は二十四節気『大暑(たいしょ)』です。


この記事を書いた人
伊奈葉子 / Yoko Ina

ピアノと音楽、自然とお茶時間をこよなく愛する伊奈葉子です。慶應義塾大学文学部卒業。詳しいプロフィールはこちら♪


大暑(たいしょ)|蒸熱酷暑を感ず 7/23頃

暑気いたりつまりたるゆえんなれば也(暦便覧)

大暑の名の通り、暑さ大なり!

一年のうちで最も暑さが厳しい頃です。

梅雨が明けて、太陽の陽射しもギラギラ、まさしく夏本番!

桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)7月23日頃 大暑・初候

桐が花を咲かせる頃。

実は、桐には、白桐と青桐の二種類があり、両者は全く別の植物です。

白桐は、桐タンスや下駄で知られ、日本国政府の紋章になっているもので、花を咲かせるのは5月で6月には実を結びます。

一方の青桐は、6~7月頃に花を咲かせ、8月に実を結びます。こちらは、街路樹や庭木として馴染み深いです。

「桐始結花」の桐がどちらなのか、かなり混同されているようです。

そもそも、「桐始結花」を「桐の花が咲く」と解釈するか、「桐の花が実を結ぶ」と解釈するか、そこが定かではありません。

しかし、「実を結ぶ」のなら、「桐始結実」となるでしょう。

「桐始結花」とあるからには、この時期に花が咲き、8月初旬には実を結ぶ青桐の方ではないか、というのが私の考えです。

土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし)7月28日頃 大暑・次候

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土がじっとりとして蒸し暑くなる頃。

田舎で暮らした子ども時代の、真夏の草むらを思い出します。

いわゆる草いきれ。

草むらの香りは決して悪臭ではありませんが、物凄い迫力があります。

生命の勢いは凄いです。

大雨時行(たいうときどきふる)8月2日頃 大暑・末候

夕立や台風などの大雨が降る頃。

むくむくと湧き上がる入道雲が夕立になり、乾いた大地を潤す・・・というのは昔のことになってしまいました。

ゲリラ豪雨と呼ばれる局地的集中豪雨は、亜熱帯のスコールですよね。

今に日本の街路樹はバナナやパイナップルになってしまったのではないでしょうか。

大暑の旬を味わう

暑い時期には、ついつい冷たいドリンク、冷たいスイーツ、冷えたスイカやフルーツなど口当たりのよいものに偏りがちです。

しかし、じっとしているだけで体力を消耗する夏にはカロリーも栄養も必要。

しっかり食べて、夏を乗り切りましょう。

モロヘイヤ

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夏は青菜類の収穫が少なく、価格も高騰します。

高いだけでなく栄養価も乏しくなります。たとえば、ほうれん草などのビタミンの含有量は旬である冬の半分~1/3しかありません。

そこでおすすめなのがモロヘイヤ。

クレオパトラも愛食したモロヘイヤで夏を美しく乗り切りましょう。

栄養たっぷりのモロヘイヤ

日本で初めてモロヘイヤの栄養分析を行った研究者があまりに高い数値に計測を間違ったのではないかと思ったほど、栄養価の高いモロヘイヤ。

老化を防ぐカロチンや、イライラに効くカルシウムなどに優れています。。

さっと茹でればヴァリエーション豊富!

モロヘイヤは、枝から葉をはずし、さっとゆでて使います。

そのまま刻み、おひたしにするのが一番手軽。かつお節との相性もよいです。

トマトやしらすと一緒にお好みのドレッシングでサラダもおすすめです。

コトコトと煮るスープが有名ですが、栄養価を考えるならさっと茹でて食べることをおすすめします。

甘酒

 

甘酒は夏の季語です!

ということは意外に知られていませんが、実は、日本書紀にも記述があるほど古くから親しまれた飲み物なのです。

江戸時代には天秤棒を担いだ甘酒売りの路地を練り歩く姿が、夏の風物詩だったそうですよ。

甘酒は飲む点滴

甘酒は、必須アミノ酸や必須ビタミン類、食物繊維やオリゴ糖も豊富で、大量のブドウ糖が含まれているので、「飲む点滴」ともいわれます。

自家製は美味しいですよ!

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甘酒、好きです。 以前は、ココアと同じ感覚で時々お茶時間にいただくだけでしたが、健康・美容にとてもいいと最近注目されているので、毎日続...

自分で作るのは大変と言う方に、おすすめは、「マルコメ」の甘酒です。

マルコメの糀甘酒は自然の素材だけ。飲む点滴と称される甘酒は飲むだけでなく、料理などにも使え、スーパーフードと言われています。おすすめレシピや甘酒の作り方を紹介します。マルコメ株式会社の公式サイト。

無果糖ですが、十分に甘いです。

さっぱり飲みたい方は、ミルクや豆乳で半分に割るといいですよ。

まとめ

一年で最も暑い季節がやってきました。

海に山に、レジャーも楽しい季節。

夏バテ防止に食の工夫、
寝苦しい頃ですが、快眠の工夫、
熱中症予防には水分補給・・・

知恵と工夫で暑さを乗り切り、夏を満喫しましょう!

⇒ 8月7日は立秋

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ピアノと音楽、自然とアートとお茶時間をこよなく愛する伊奈葉子です。慶應義塾大学文学部卒業。詳しいプロフィールはこちら